こんばんは😊
今朝の通勤途中のことです。
私は、公共交通機関を利用していますが、バスに乗ると二人のご年配の方が、軽い言い争いをしていました。
少し若い方が年上の方に、“並ぶこと”の定義みたいなことをぶつけていました。
「バス停の前にあるイスに座っているのは、並んでいることにならないんじゃないの?並ぶのなら、バス停の前に立っているべきだ!」
と、結構ご立腹の様子です。
それに対して年上の方が、
「あなたはまだ若いからいいけど、年寄りに立って待てというのは、酷ではないか?」
と宥めながら、正すように反論していました。
結局最後は、
「それぞれの価値観だから…」
ということで、お互い言葉を交わすのをやめました。
いきさつまではみていませんでしたが、二人は全くの他人同士でした。
私は、座っていようが立っていようが、先に来たことには変わりがないので、先頭にいる人から順番にバスへ乗り込むものだと認識していました。
実際に、たくさんの人が並んでいても、いつもその乗り込む順番で問題は起こらなかったし、
たまに横から先頭に立ち、バスへ乗り込む人が現れた時には、周囲は、
それは違うだろう
という空気になっていましたから。
でも、違う認識を持った人もいるんだなと、50年生きてきて、はじめて気づきました。
あの少し若い方は、屁理屈ではなく、
座っているのは、並んでいないということ
と疑いもなく思っているので、本気で怒っていたのでしょう。
少数派であるとは思いますが、そういう考えもあるのかと考えさせられました。
他人の価値観って、聴いてみないと分からないものだなあとつくづく思います。
そして、バス停には
“正しい並び方”
の表示はありませんから、
それぞれの価値観や常識の捉え方によって、違いが生じてもしょうがないことなのです。
ただ公共の場だと、どうしても多数派の価値観が常識になるのも、しょうがないことですよね。
正解は分かりませんが、本人が並んでいるつもりでそこにいるなら並んでいるし、
それぞれの価値観は、聴いてみないと分からないので、先に来ている人がいたら、
「並んでいますか?」
と一言掛けてみるのが、一番の解決策だと思います。
でないと、今回のように、お互い嫌な気持ちになってしまいますからね。
最強の3点セット
笑顔・感謝・ありがとう
本日も吉日です☆